2008年1月16日水曜日

カーリング通年OK 札幌市が専用施設計画 選手流出に「待った」

札幌から世界クラスの選手を-。札幌市は通年利用可能なカーリング専用施設を整備する。新しい冬の生涯スポーツとして普及させる狙いで、二○一○年度までに計画をまとめて本格的な作業に着手する考えだ。道内の通年型施設は帯広市内の一施設のみで、全国でも山梨県と合わせ二施設しかない。
 カーリング施設の整備は、上田文雄市長が二期目の市長選でマニフェスト(公約集)に盛り込んだ。
 同市内で現在、カーリングが楽しめる施設は東区の美香保体育館だけ。十一月から四月上旬までの週一回利用できる。
 札幌にも有望選手はいるが、カーリングが盛んで既存の施設が整う北見市常呂町や道外に流出するケースが目立つ。こうした状況を食い止める狙いもある。
 市観光文化局は○七年夏から、全国のカーリング場の利用状況や収支などについて調査を始めた。計画では、同年十二月に道内初の通年型カーリング場としてオープンした帯広の施設(四シート)を上回る規模を想定、建設費は二億円程度を見込む。場所は未定。市の財政難から、民間企業や大学などと連携して建設、運営することも視野に入れている。
 札幌カーリング協会の多田国康事務局長は「施設ができれば、選手層の厚みも増す。世界クラスの選手が育つのも夢ではない」と期待する。

(北海道新聞より引用)

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